県民気質と文化的背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:18 UTC 版)
江戸時代に、伊予八藩と呼ばれるように、多くの藩が分立したため、地域ごとに微妙に異なる文化が息づいている。この点、同じ四国内でも一藩であった高知県(土佐、土佐藩)や徳島県(阿波、徳島藩)、二藩(高松藩、丸亀藩)であった香川県(讃岐)と状況を異にしている。 明治時代以降の地理的区分である、東予、中予、南予という三区分も文化的背景を語るには欠かせない要素となっている。 愛媛の人の気質は、端的にいえば保守的である。 古くから山の幸、海の幸が豊富であったため、郷土料理といえるものが少なくない。 住民の気質も、今日ではかなり薄まったといわれるが、東予、中予、南予で若干異なる。 たとえ話で、100万円あったら、東予の人はそれを元手に商売を始め、2倍3倍に増やそうとする、中予の人はそれを預けて金利を趣味に充て、温泉三昧の生活を夢見る、南予の人は一晩で使い切るような大散財をする(特に酒宴)、と評される(同様の話は、四国四県にもあり、高知県の喩えは南予に似ている) それぞれの気質は、東予地方、中予地方、南予地方を参照
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