眉山丸とは? わかりやすく解説

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眉山丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 16:21 UTC 版)

眉山丸
基本情報
船種 車載客船
クラス 紫雲丸級車載客船
船籍 日本
所有者 運輸省鉄道総局
日本国有鉄道
運用者 運輸省鉄道総局
日本国有鉄道
建造所 播磨造船所
母港 東京港/東京都[1]
姉妹船 紫雲丸
鷲羽丸
船舶番号 60057[1]
信号符字 JMJQ[1]
経歴
起工 1946年10月24日[1]
進水 1947年9月16日[1]
竣工 1947年12月5日
就航 1947年12月5日
運航終了 1966年5月21日
最後 1967年9月30日売却解体
要目
総トン数 就航時
1,456.2トン
終航時
1,504.6トン
載貨重量 567トン[1]
全長 76.2m
垂線間長 72.0m[1]
型幅 13.2m
型深さ 5.0m[1]
主機関 石川島製2段減速タービン機関 2基[1]
推進器 スクリュープロペラ 2軸
出力 2,176SHP[1]
最大速力 14.853ノット[1]
航海速力 12.5ノット[1]
旅客定員 就航時
一等:20名
二等:167名
三等:1,313名
終航時
二等:234名
三等:1,361名
車両搭載数 ワム換算14両
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眉山丸(びざんまる)は、日本国有鉄道(国鉄)鉄道連絡船宇高連絡船船舶である。

紫雲丸型の船舶で、同型船には紫雲丸鷲羽丸がある。車両甲板には2線の線路を敷き、宇高航路においては初の車載客船でもあった。

船名の「眉山」は徳島県眉山に由来する。

概略

太平洋戦争後、宇高連絡船は輸送量が増加し、従来の船舶では需要の増大に対応できなくなったことから、大型船の導入が計画され、1946年昭和21年)から3隻の大型船の建造が進められた。

眉山丸は播磨造船所で建造され、1946年(昭和21年)10月24日に起工[1]1947年(昭和22年)9月16日に進水し[1]、同年12月5日に竣工[1]、同日就航。竣工と同時にGHQ日本商船管理局en:Shipping Control Authority for the Japanese Merchant Marine, SCAJAP)によりSCAJAP-B032の管理番号が付与された[1]。紫雲丸型では2番目の就航であった。

1966年(昭和41年)5月21日阿波丸伊予丸土佐丸の就航により、運航終了。1967年(昭和42年)9月30日に売却解体となった[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q なつかしい日本の汽船 眉山丸”. 長澤文雄. 2025年5月23日閲覧。




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