紫雲丸事件後の対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/22 01:47 UTC 版)
本事故の重大さを受け、この前年の1954年(昭和29年)9月に起きた洞爺丸事故後の青函連絡船の安全対策の調査審議のため、運輸省がその年の10月に設置していた「造船技術審議会・船舶安全部会・連絡船臨時分科会」、ならびに11月に国鉄が設置していた「青函連絡船設計委員会」を1955年(昭和30年)7月に「日本国有鉄道連絡船設計委員会」と改称のうえ、この二つの会議で引き続き 宇高連絡船の安全性改善の調査審議も行われた。 これらの答申内容にそって、引揚げ後復旧工事を施行した紫雲丸だけでなく、同型船の眉山丸、鷲羽丸についても、同様の安全対策工事がなされた。
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