相良姫【サガラヒメ】(飼料作物)
登録番号 | 第11963号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | しば | |
登録品種の名称及びその読み | 相良姫 よみ:サガラヒメ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社伊藤園 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区本町三丁目47番10号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 増田信義、佐藤貴志、荒井昌彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、沖縄県内で収集した野生種を母系とした自然交雑実生から育成したものであり、葉及び穂の色が淡、紅葉の早晩がかなり晩の庭園や公園の緑化を兼ねたグランドカバー向きの品種である。草型は直立、出穂茎の太さは細、長さはかなり短、ほふく茎の密度は密、太さはかなり細、葉長は短、幅は狭、色は淡、穂長はやや短、色は淡、小穂の長さは中、幅は細である。春の草勢は中、秋の草勢は良、出穂始めは晩、春秋の出穂の有無は春も秋も出穂、再生の良否は中、緑化の早晩は早、紅葉の早晩はかなり晩、越冬の良否は中、越夏の良否はかなり良、耐陰性は中、耐干性及び耐踏圧性はやや強、シバ銹病抵抗性は強である。「Meyer」と比較して、草型が直立であること、出穂茎が短いこと、ほふく茎の密度が密であること等で、「Emerald」と比較して、葉色及び穂色が淡いこと、小穂が細いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県榛原郡相良町)において、沖縄県内で収集した野生種を母系として自然交雑し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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