百合の紋章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 15:46 UTC 版)
東北学院の百合の紋章(フルール・ド・リス)は大学体育会の紋章(マーク)として昭和30年代の半ばに考案され、現在でも東北学院大学体育会の紋章として使用されている。百合は、キリスト教では「愛」「正義」「勇気」「真実」を表す象徴とされ、主に明治期に創立された同じくプロテスタント系ミッションスクールである明治学院、青山学院、立教学院、横須賀学院などが紋章、マーク、或いは校章として主に使用して来た経緯がある。東北学院の体育会紋章は、百合の紋章の全体図に、正義の剣に信仰の十字架を配したもので、帯に記された文字はTGAA(東北学院体育会)をデザインしており、左から「東北学院」の略称である「T」と「G」を重ね文字で表し、TGに続くAAは「athlete association」の頭文字、つまり「体育会」の表記になっている。東北学院創立80周年記念事業の際、体育会独自の事業として記念誌を編集し、この徽章を使用したことにより各部に広まった。幹事会のほか主将、主務にも配ったことでさらに広まり、東北学院大学の紋章として各部で使用されている。現在は、軟式野球部は帽子、準硬式野球部はユニフォームの左肩とストッキングに、硬式野球部もストッキングに百合をあしらっている(かつては帽子のマークと左肩に使用)。
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