発祥と経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/27 15:20 UTC 版)
2006年5月末に、「2ちゃんねる」にある電子掲示板 (BBS) のひとつ「ニュース速報(VIP)板」の話題を収集して紹介していた「VIP系ブログ」と呼ばれるブログサイト群が相次いで炎上して閉鎖される出来事があった。その騒動を傍観する立場から取り上げたブロガーにより、アフィリエイト付きのブログに対して強い批判を持つユーザーがなぜ多数いるのかを説明するために、嫌韓(韓国などに対する嫌悪などの感情を意味する語)をもじって提唱された。 提唱者による原義では、物語などでステレオタイプな悪者として描かれがちな金持ちに対する偏見と、悪者を懲らしめたいという欲求が、正義感という形をとって現れた感覚であるとする旨の説明がされている。その後、ネット上の話題を収集する「まとめサイト」にアフィリエイトを付けることに嫌悪感を示すような感情を指す表現として使用されるようになる。2008年には『現代用語の基礎知識2008』(自由国民社)に「ウェブのことば」として収録されている。 自分たちの発言がアフィリエイトつきのサイトに引用されることに嫌悪感を抱く人々は「嫌儲厨」とも呼ばれるが、これは「嫌儲」的な発想をする人々に対して批判的な意味合いが強い表現である。
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