発泡怪獣 ダンカン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:20 UTC 版)
「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事における「発泡怪獣 ダンカン」の解説
第34話「蒸発都市」に登場。 太陽系付近の惑星から地球へ飛来した泡状の不定形生物。高い知能と変形能力を持ち、地球人の姿に擬態しての会話も可能。催眠術にも長けており、怪しげな霊媒師・ユタ花村を操って地球人への伝言役に用いるが、この催眠術はダン=セブンをも操れるほど強力である。戦闘時には、ハリネズミに似た棘に覆われた怪獣体と化す。武器は特に持っていないが、怪獣体では棘を活かした体当たりを得意とし、全身からの蒸発泡で移動する。 宇宙乱気流からの避難を目的とし、東京のビル群の一画を滞在中の仮宿にしようと丸ごと田園地帯へ転送する。そこへ拉致されたダンとソガを捜索に訪れたアンヌの軽率な行動を「ウルトラ警備隊に事前の約束を裏切られた」と見なし、催眠術でダンを操ってセブンに変身させてビル群を破壊し始め、駆けつけてきたキリヤマたちはセブンに殺害されそうになる。最後は人間体でコントロールルームにいたところをフルハシにウルトラガンで撃たれ、泡と化して巨大化すると、彼によるコントロール装置の破壊を経て正気を取り戻したセブンにエメリウム光線を浴びせられ、泡と化して消滅する。 人間体:吉原正皓 書籍『ウルトラセブンイズム』では、人間体をダンカン星人と記載している。 スーツアクター:西京利彦 頭部はスーツアクターが中に手を入れて操作している。トゲはウレタン製。 他の作品への登場漫画『かがやけ ウルトラの星』では、怪獣軍団の一員として登場。バルタン星人に率いられて北海道でウルトラマンと戦うが、救援に来たウルトラキングに倒される。 ライブステージ『ウルトラマンフェスティバル'97』第1部では、キリエロイドの配下として登場。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの左腕を構成する怪獣の1体となっている。
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