田刈屋とは? わかりやすく解説

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田刈屋

読み方:タカリヤ(takariya)

所在 富山県富山市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒930-0897  富山県富山市田刈屋

田刈屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 10:20 UTC 版)

田刈屋
日本
都道府県 富山県
市町村 富山市
地区 桜谷地区
人口
 • 合計 609[1]
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
930-0897[2]
市外局番 076 (富山MA)[3]
ナンバープレート 富山
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田刈屋(たかりや)は、富山県富山市町名である。桜谷地区センターが所在している。

地名の由来は、古く田畑を開墾しても家を構える人も無く、各々刈屋を設け作物を一時納めて置き、のちに村に持ち帰ったことにより、田の刈屋の名が村名になったという。大正初期には大字田刈村とも称した[4]

地理

歴史

天正年間、神通川本流は五艘村と当村付近の間を北へ流れていたことから、当村の開墾は神通川東遷後と思われる[4]

江戸時代は婦負郡駒見郷、富山藩[4]1889年以降は婦負郡桜谷村の大字となり、当地に村役場が置かれた[4]

1899年には官設北陸鉄道(後の北陸本線、現在のあいの風とやま鉄道線)の富山駅が当地に設置された。以降1908年の旧路線廃止に伴い現在地に移転するまで、駅前町として運送店や宿屋、茶屋、そば屋、みやげもの屋などが建ち並び、人家が集まり、村の中心としての性格を強めた。1906年からの呉羽トンネルや神通川鉄橋の建設工事には、人夫が各地から集まり、にぎわいを見せた。旧富山駅廃止後は、跡地に金沢の工兵第九大隊の演習廠舎が設置された[4]

また、1903年5月には神通川の馳越線工事が完成し、木橋の神通大橋が架設された[4]

1920年に桜谷村が富山市へ編入されたことに伴い、田刈屋も富山市の大字となった[4]

施設

交通

道路、鉄道
アクセス
  • 富山地鉄バス 田刈屋バス停で下車
  • 富山駅から1.5km

参考出典

『富山県の地名』平凡社

脚注

  1. ^ 富山県の町丁別人口・世帯集計表”. 富山市 (2019年8月16日). 2025年5月14日閲覧。[リンク切れ][リンク切れ]
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2025年5月14日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2025年5月14日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 角川日本地名大辞典 16 富山県』(1979年10月8日、角川書店発行)515ページ

関連項目



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