生物学的半減期
別名:物理的半減期
英語:biological half life
毒性を持つ物質が生体内に取り込まれた場合、排泄などの生物学的作用によって物質を体外に排出し、その量を半減させるまでに要する期間。特に、放射性物質の摂取について言うことが多い。
放射性物質は、時間経過と共に原子核崩壊によって放射線量を減少させていく。通常、単に半減期と言えば、この時間経過による線量半減までの期間を指す。生物学的半減期と区別して「物理的半減期」と呼ぶ場合もある。
放射性物質が体内に取り込まれると、内部被曝の危険にさらされることになるが、被曝量を計算するに当たっては物理的半減期に加えて生物学的半減期が加味される。
せいぶつがくてき‐はんげんき【生物学的半減期】
生物学的半減期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/23 00:49 UTC 版)
生物学的半減期(曖昧さ回避)
- 半減期 (薬学) 物質、薬剤の血中濃度が半分になる時間。
- 体内に取り込まれた放射性物質が半分になる時間については生物学的半減期と実効半減期を参照。
生物学的半減期と同じ種類の言葉
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