環境貢献性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 00:58 UTC 版)
玄関網戸が個々人個別の住環境改善に健康面や省エネ面での効果以外に、その普及は、下記のように、国家的にも省エネ・節電、CO2削減に少なくない効果を発揮できる。 素材自体の省エネ性ルーバー式玄関網戸の部材の約97%はアルミである。アルミは電力の塊とも言われるが、同時にリサイクルの優等生と言われるほど再生コストが低く、低負荷で循環的に再生利用ができる。 機能の省エネ性各々の地方により気候条件は異なるが、関西圏の条件で見ると、エアコンの使用が抑制され、一家庭あたり、年間約1~1.5万円程度の電気料金の低減が実現している。 この数値は、一戸あたりの、電力量換算で年間約400~600kw/hとなり、CO2換算で年間約200~300kgrである。 日本全国の住宅総戸数は約5000万戸であり、戸建住宅/集合住宅は各々3000/2000万戸程度であるが、その30%程度に玄関網戸が設置された場合上記節電量とCO2削減量は各々約60~90億KW/h、約300~450万トンとなる。 これは、日本全体の総電力需要量の約1~0.6%程度であり、京都議定書で国際公約されたCO2削減目標値7500万トンの約4~6%程度に当たる。 以上は、玄関網戸認知度の低さの反面、その社会貢献度は相対的に高く大きい所以である。
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