球弁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:48 UTC 版)
球弁(たまべん)とは、「駅弁」「空弁」を参考に付けられた、ナゴヤドームで売られている弁当を指す総称。2005年から使用。 「球弁」は、中日ドラゴンズにちなんだ野球場らしいものが多く、「弁当屋が作ったもの」「仕出屋が作ったもの」「給食業者が作ったもの」があり、様々な味覚が楽しめるのも特徴である。中でも、ナゴヤ球場時代から販売されていた「ホームラン弁当」は、ドラゴンズの選手がホームランを打ったら翌試合には内容が豪華になる。この他にも対戦チームによって内容が変わり、常連を飽きさせない工夫の球弁もある。また、味噌カツ、名古屋コーチン、愛知県の特産品を使った名古屋めしの球弁もラインアップされている。オープン戦期間中にマスコミ向けに試食会が開催される。2008年の交流戦では、「味の交流戦」と題して、相手球団の球場で販売されている球弁の味を再現して販売している。 隣接するイオンモールナゴヤドーム前店で飲食物を買ってドームに持ち込んだり、同店のフードコートや飲食店で食事をしてからドームに入場する人も多い。 球弁はナゴヤドームおよび中日ドラゴンズの登録商標ではない。従って他球場でも少数使われている。西武ドームで売られている弁当も球弁と呼ばれているが、こちらは「きゅうべん」と読む。
※この「球弁」の解説は、「ナゴヤドーム」の解説の一部です。
「球弁」を含む「ナゴヤドーム」の記事については、「ナゴヤドーム」の概要を参照ください。
- >> 「球弁」を含む用語の索引
- 球弁のページへのリンク