球形タンク
【英】: spherical tank
ガスタンクの一種。 球形は、同一体積に対して表面積が最小であり、入熱による影響が少ない。また、強度的に安定した構造であるため、タンクの内部圧が高い場合には他の形状より板厚が薄くて済み、材料費が低廉となる。そのため、都市ガスやその他のガスの常温加圧貯槽、液化石油ガス(LP ガス)やアンモニアなどの加圧液化貯槽として広く利用されている。大型の球形タンクは常用耐圧 10 気圧程度までであり、多数本の脚柱により支持された構造を持っている。 (山口 和弘、2006 年 3 月) |

球形タンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 09:37 UTC 版)
縦に一本の支持材で球形タンクを支えるローレンツェン球形タンク方式や、テクニガス吊り下げ球形タンク方式。
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