本杉康寿とは? わかりやすく解説

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本杉康寿

本杉康寿の俳句

B29の話ぽつんと遠花火
あたたかや水持ち上げて河馬の尻
うららかや乳房八つに子の八つ
かげろふや球形タンク転げ出る
きりのない話ぽつぽつ落花生
この先はずつと老人秋の空
この臍は出過ぎでないか天瓜粉
こんな事してる場合か辣韮剝く
ごきぶりを打てとスリッパ渡さるる
ざくざくと水の重さの梨を剝く
たぬき汁偽装表示はありません
とろろ汁どうやらずつと頑固者
どないでつかまあぼちぼちと鯊日和
イグアナの散歩をさせる文化の日
サングラス日蔭の似合ふをとこかな
ソーダー水ぶくぶく吹いて恋終る
ナプキンの立つ予約席春の蠅
ピロリ菌腹にぬくぬく去年今年
メロンパンほどに仕上がる日向ぼこ
不満げな妻の相槌走り梅雨
今日はまだみているだけのメロンかな
反りかへる小便小僧春の虹
唐辛子反りの合ふやつ合はぬやつ
妻の座にマリリンモンロー昼寝覚
寝たきりにはまだ間があると寝正月
弁慶のやうに果てけり曼珠沙華
怪獣の腹割つて出る汗の人
恋なんて何になるのと鮟鱇鍋
恋猫に顔見知りをりぐわんばれや
愛鳥週間むかしわたしは籠の鳥
撫で肩の何度も落ちる春ショール
枇杷の実や妻ころころとごろごろと
柳絮飛ぶ順調なりし物忘れ
栄転と言はれ田舎の春の駅
残るのは死んだ振りのみ四月馬鹿
毛虫走るバンドネオンの伸び縮み
湯河原は小田原の先水温む
煌めきの矢継ぎ早なり上り鮎
空蟬や脱ぎつぱなしの癖やまず
節分や鬼は丸薬数へをり
聞き役が上手になりて日向ぼこ
肉付きは良好ですと春検診
腹の皮つまんでみたりする夜長
薫風やメロンパン買う列につき
諦めしことひとつ増え星祭る
野暮用とほほゑみ返し春の宵
金運のなくて団扇の軽きこと
雀荘に卒業証書見せに行く
靴ひとつ残る不思議や忘年会
骨標本すきまだらけの寒さかな
 



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