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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
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- と(アルファベット)
- と(タイ文字)
- と(数字)
- と(記号)
- 鳥籠にポインセチアを飼っている
- 鳥籠に夜の位置あり魂迎
- 鳥籠の寒明け落語聞いている
- 鳥籠の中の木の影十二月
- 鳥籠へカフカは白く炸裂し
- 鳥籠るさんしゅうよ黒猫を抱く
- 鳥かとも枯葉とびたつところ見し
- 鳥兜毒持つことは静かなり
- 鳥貝はまっさきに望郷である
- 鳥が来て大きな涙木につるす
- 鳥が来て落せし木の実雪染めぬ
- 鳥がだまつてとんで行つた
- 鳥雲に 昨日の嘘をどうしよう
- 鳥雲に入るおほかたは常の景
- 鳥雲に入る人間は旅に出る
- 鳥雲に入る背景を省略し
- 鳥雲に入るボクサーの腫れ瞼
- 鳥雲に入るや黙つてついてこい
- 鳥雲に入るらしこの手逃がそうか
- 鳥雲に飢えてきらりと喉ぼとけ
- 鳥雲に空に刷ったる青海波
- 鳥雲に解法降りてきたりけり
- 鳥雲に妻なきあとの遠目癖
- 鳥雲に大往生の舳先起つ
- 鳥雲に電動ベッド起き上がる
- 鳥雲に人はホームに並ぶなり
- 鳥雲に拾ふともなきますほ貝
- 鳥雲に美人動けばわれ動く
- 鳥雲に身は老眼の読書生
- 鳥雲にロマノフ朝の海図かな
- 鳥雲に私とっても水っぽい
- 鳥雲にわれは明日たつ筑紫かな
- 鳥くるくると落日を告げ一枚の麦秋
- 鳥黒きことも冬かな大空は
- 鳥曇りいま生きいるは定かでも
- 鳥曇り地球は一枚の厚紙
- 鳥けもの眠らせ夜の新樹密
- 鳥けものまはりに遊び川施餓鬼
- とりけものみな素手素足ひろしま忌
- 取り壊す街の暗部や花の昼
- 鶏小屋は空金網冬陽を囲う
- 鳥交るしきりと喉の乾く日ぞ
- 鳥交るはらりと辞書の正誤表
- 鳥交るわづかに水の動きけり
- 取りし席先づ花片が乗つてをり
- 鳥巣立つ後は腑抜けのさざ波に
- 鳥たちが唄う小春の仮住まい
- 鳥たちに空闌けてゆく仏生会
- 鳥たちに素顔を見せぬ鳳仙花
- 鳥たちの大きな羽音苗代寒
- 採りためて日の匂ひ満つ蕨かな
- 取り出せし鮟鱇の肝さくら色
- 鳥つるむオキシドールの泡立ちて
- 鳥飛ぶ仕組み水引草の上向きに
- 鳥とぶや深雪がかくす飛騨の国
- 酉年の酉の街ゆきはぐれけり
- とりどりの小菊むかし駄菓子屋で
- 鳥なんぞになり炎天に消えなむか
- 鳥に空大きくあけし刈田かな
- 鳥に死も鳥籠もなき月夜かな
- 鳥になる為に離れてゆく枯葉
- 鳥の字を崩せば二月の空へ逃ぐ
- 酉の市怒声ときおり風にのり
- 鳥のうちの鷹に生れし汝かな
- 鳥の来る木ならば切らずに光悦忌
- 鳥の恋曖昧に日の昏れてゆく
- 鳥の声長し短し夏兆す
- 鳥のごとくいつの日か死す三人いて
- 鳥の巣日進月歩しているか
- 鳥の巣に鳥が入つてゆくところ
- 鳥の巣や酸味ほど良きヨーグルト
- 鳥の歩巾美しい冬風のなか
- 鳥のほかなにも来はせぬ辻の春
- 鳥の目に雪降るはひとつの奇跡
- 鳥の目の黒きが二つずつ遅日
- 鳥のよう口尖らせて椿の蜜
- 鳥放ち山は眠りに入らむとす
- 鳥食に似てひとりなる夜食かな
- 鳥引くや手錠のように腕時計
- 鳥日和つづきて鳥の渡るころ
- 鳥辺野や冬草に捨て親不知
- 鳥辺山ほどに濡れゐるあやめかな
- 鳥貌や遠方ふかき夕霞
- とりめのぶうめらんこりい子供屋のコリドン
- 鳥も稀の冬の泉の青水輪
- 鳥や人冬の身細めてはうごく
- 鳥渡る渥美半島表浜
- 鳥渡るイエスを賣りしユダの国
- 鳥渡る一糸まとわぬものの上
- 鳥渡る貝の割れ目にナイフ入れ
- 鳥渡る北を忘れし古磁石
- 鳥わたるこきこきこきと罐切れば
- 鳥渡る子らは地面に絵を描きて
- 鳥わたる砂丘に痩せて在るにもつ
- 鳥渡る地に残されし哺乳瓶
- 鳥渡るダイブ一式婚の荷に
- 鳥渡る殿下の足は内を向き
- 鳥渡るドックの中の人小さし
- 鳥渡るなり戦場のあかるさへ
- 鳥渡る二階に子あやす人見えて
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