球場におけるブルペン施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 15:56 UTC 版)
「ブルペン」の記事における「球場におけるブルペン施設」の解説
阪神甲子園球場の屋内ブルペンは戦前体育館(1塁側)・25mの温水プール(3塁側)であったものを改装したものであり、現在も天井の低さなどその面影を色濃く残している。 かつて後楽園スタヂアムではブルペンを1塁側・3塁側のファウルゾーンのフェンス際に設置していたが、1970年に二階席ジャンボスタンド拡張工事を行った際にブルペンも一塁側・三塁側の内野席と外野席の中間に移設していた。 横浜スタジアムは横浜公園内にあるために建ぺい率等の制限が厳しく、ブルペンを建物内に設置することができないので、公園に面したスタンドの軒下に設置されている。金網とテントで仕切られているだけなので、投球練習中には捕球音や選手の声などが外に聞こえてくる。 旧広島市民球場の1塁側ブルペンには、夭折した広島東洋カープのリリーフエース・津田恒実を偲ぶ『津田プレート』が壁に埋め込まれていた。このプレートは、2009年に開場したMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島に移設されている。 球場によってはホーム側とビジター側ブルペンに差がある場合が有る。中にはビジター側ブルペンには空調も窓もないため、密室の蒸し風呂となってしまう球場も有るという。
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