津田プレートとは? わかりやすく解説

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津田プレート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 23:40 UTC 版)

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津田プレート

津田プレート(つだプレート)は、新旧広島市民球場に設けられている、広島東洋カープ投手だった津田恒実(恒美)を記念して作られた金属製プレートの通称。正式名称は津田恒美顕彰板である。

概要

1994年7月14日、津田の一周忌直近であること(命日7月20日)と背番号14[1]にちなんで、初代の広島市民球場の一塁側ブルペンの柱に貼り付けられた。同日の試合前には子息による始球式も行われた。その年から1999年まで、毎年7月14日は「津田メモリアルデー」として、記念行事が行われた。

プレートには「直球勝負 笑顔と闘志を忘れないために」の文字、享年・選手登録期間・初出場日・初勝利日・生涯成績が記されている。

初代の広島市民球場に設置される、個人の碑については衣笠祥雄の「衣笠祥雄 連続試合出場記録 石碑」に次いで2つめで、以上しか存在しなかった。

「カープの投手は、投球前に必ずプレートに触れていく」と、『勇者のスタジアム・プロ野球好珍プレー』などで取り上げている。

市民球場移転に伴い、2009年1月19日広島市民球場から取り外され、同年3月31日に新しい市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)の一塁側ブルペンとベンチをつなぐ壁に設置された。

また、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島のスポーツバーにはファンのためのレプリカが設置され、母校の山口県立南陽工業高等学校にも2009年にレプリカが贈られた。

脚注

  1. ^ 「恒実」に改名した1985年より。前年までの背番号は15。



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