現行のロイヤル・フィルの沿革
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「ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団」の記事における「現行のロイヤル・フィルの沿革」の解説
旧ロイヤル・フィルが1931年に活動を停止して15年後の1946年にトーマス・ビーチャムによって新ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が創設されこんにちに至っている。楽団は1963年に株式会社と合併して自治団体となった。「ロイヤル」の称号はビーチャム個人がロイヤル・フィルハーモニック協会から使用許可を得てつけられ、1966年に女王エリザベス2世から正式に許可された。エリザベス皇太后が生前にパトロンとなっていて、ロンドン交響楽団とならび「女王陛下のオーケストラ」という事でも知られている。 1946年9月15日にクロイドンで最初の演奏会を行った。 1950年に行なったアメリカ合衆国ツアーがイギリスのオーケストラとして2度目の渡米であった(最初の訪米は、1912年にロンドン交響楽団が行なった)。 クラシックだけでなく、映画音楽や「フックト・オン・クラシック」シリーズ、ロックの編曲(フリオ・イグレシアス、ビートルズ、オアシス、ピンク・フロイド、アバ、クイーン、マイク・オールドフィールド、フィル・コリンズ、ビーチボーイズ、ディープ・パープルとの共演など)でも広く知られる。1987年に設立されたRPOポップス(RPO Pops, Royal Philharmonic Pops Orchestra)はRPOを母体としており、ホーム・クラシックや軽音楽の演奏を専門としている。
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