現地からの声・読者の声
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 20:53 UTC 版)
「ストーリー311」の記事における「現地からの声・読者の声」の解説
現地からは「忘れられていないんだ」「解決していない現状を伝えてくれた」「記憶が形になって良かった」「気持ちが整理できた」「子どもにも伝わるし、近い感じがする」、読者からは「東北を訪ねたい」「私も被災地に行ってみようと思いました」「支え合いが大切ということが伝わった」などの反響が多く寄せられた。「リアルな映像を見るのはつらいけれど、漫画ならば読める」「震災の前のきれいな海を描いてくれたのがうれしい」といった反響もあった。 ひうらさとるは第1弾の第4話において、福島原発事故の警戒地域である福島在住の女性が「出産は考えていない」と語ったエピソードを描き、「私のあのときそう思っていた」「悩みぬいた結果、産んだ」などの反応が寄せられた。第2弾の第4話においてその女性が結婚・出産に至ったエピソードに対しては、読者から安堵の声が届けられた。 うめが第1弾・第2弾共にモデルとした南三陸の男性は、この漫画を「宝物です」と語った。ななじ眺は、福島から兵庫県へ避難した中学生の少女の葛藤を描いており、モデルとなったその少女は自分が漫画になったことを「すごいこと。震災の恐ろしさを伝え、原発事故を考えてもらうきっかけになればうれしい」と語った。
※この「現地からの声・読者の声」の解説は、「ストーリー311」の解説の一部です。
「現地からの声・読者の声」を含む「ストーリー311」の記事については、「ストーリー311」の概要を参照ください。
- 現地からの声読者の声のページへのリンク