珍島犬1号
別名:珍島犬1、珍島犬警報1、珍島犬警報1号
韓国において北朝鮮に対する脅威が高まった際に発令される、非常事態を示す警報。「珍島犬警報」と通称される非常事態警報のうち最高レベルの警戒態勢を敷くための措置。
「珍島犬」は北朝鮮の脅威が迫った際に発令される警戒態勢で、1号から3号まで3段階のレベルがある。平時も「珍島犬3号」に当たるという。ちなみに韓国と北朝鮮は2013年現在も和平ではなく休戦状態の位置づけであり、常時緊張状態にあるとされる。
中央日報によれば、珍島犬1号は「脅威状況が実際に起きたと判断された場合」に発令される。例えば北朝鮮軍の兵が韓国に侵攻をしたり潜入したりした場合などは珍島犬1号の発令に値する。
北朝鮮は2013年3月26日に戦闘態勢(「戦闘勤務態勢」)に入ることを宣言した。翌27日、韓国軍は南北の境界線付近で不審な影を認め、珍島犬1号を発令した。軍は不審な影に対し射撃などの攻撃も加えた。
時事ドットコムなどの報道によれば、珍島犬1号発令の原因となった影は実は鹿か何かであった可能性が強いという。
関連サイト:
韓国軍、江原道最前線に警戒態勢「珍島犬1号」を一時発令 - 中央日報 2013年03月27日
シカを北朝鮮兵士と誤認か=一時、最高警戒態勢-韓国軍 - 時事ドットコム 2013年03月27日
珍島犬1号(진돗개 하나、Jindotgae Hana / Chintotkae Hana)
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「珍島犬警報」の記事における「珍島犬1号(진돗개 하나、Jindotgae Hana / Chintotkae Hana)」の解説
最高非常警戒態勢。軍、警察、予備軍が最優先で指定された地域に出動する。
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