犬塚家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 15:14 UTC 版)
犬塚 公平(いぬづか こうへい) 声 - 中村悠一 主人公。高校の数学教師で1年A組の副担任。物語開始時点の半年前に妻を亡くし、娘のつむぎと2人暮らし。家事すべてを1人で行っており、つむぎのドレスをミシンで仕立て上げられる程度に裁縫は得意だが、食が細く、当初は料理が全然できなかった。 つむぎを溺愛しているものの、妻を亡くしてからは仕事と家事に追われ、また自身が食に関心が薄いこともあり、つむぎとまともな食事をしていなかったことに気が付く。ひょんなことから教え子の小鳥と料理をするようになり、食べる楽しさ、作る楽しさに目覚める。料理の腕は素人レベルであり、特に味付けが苦手。だが様々な挑戦と小鳥たちの助言により、徐々にスキルを上げていく。車はダイハツ・ムーヴ カスタム(3代目)。 高校卒業後の進路で父を一人にできないと悩むつむぎに、多江を亡くした後に自分たちは皆から助けられてここまで来れたのだから自分が進みたい進路を行けと諭し、北海道の大学へ行くために引っ越すつむぎを料理屋を営んでる小鳥と共に見送った。 犬塚 つむぎ(いぬづか つむぎ) 声 - 遠藤璃菜 公平の一人娘。初登場時、5歳。母譲りの茶髪で長髪が特徴。ほしやま幼稚園と絵画教室に通っている。泣き虫で活発な性格で人懐っこく天真爛漫だが、廃れそうなギャル語を使う癖がある。絵が趣味なだけあって五歳児としては色彩のセンスも高い。肉が好物。野菜に関しては、プチトマトが好きな一方で、ピーマンなどの苦いものは苦手。公平のことは「おとさん」と呼び、亡き母親は「ママ」と呼んでいる。母親の死を自分なりに理解しており、多忙な公平が食事を出来合いの弁当メインにするのにもずっと耐えていた。 小鳥と知り合ってからは彼女を「ことりちゃん」と呼び慕い、「恵」での食事を何よりも楽しみにするようになる。 特技の絵画はイカを頻繁に題材に選ぶ。好きなテレビ番組はアニメ作品の『マジガル』。 高校を卒業後、父・公平からの後押しで食品栄養学を学ぶために北海道の大学に進学して父の元を去る。 犬塚 多江(いぬづか たえ) 声 - 茅野愛衣 公平の妻で、つむぎの母。物語開始時の半年前に病死した。夫の公平の少食を心配し、毎日凝った料理を作っていた。八木の幼馴染であり、公平たちの高校の後輩でもあった。
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