特別展「婆裟羅たちの武装」
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「土浦市立博物館」の記事における「特別展「婆裟羅たちの武装」」の解説
2013年(平成25年)、カプコンとの共催で「婆裟羅たちの武装―戦国を駆け抜けた武将達の甲冑と刀剣―」を開催した。この展覧会は博物館の学芸員が息子との会話でゲームから戦国ブームが来ていることを知って企画し、カプコンに共催を持ち掛け、甲冑や刀剣を借用するため日本各地の所有者との交渉の末に実現したものである。多くの所有者は貸し出しに難色を示し、交渉には1年近くを費やしたというが、最終的に約20の個人や団体から織田信長や武田信玄などの甲冑・太刀などを借用し、95点を展示した。 カプコンのアクションゲーム「戦国BASARA」とのコラボレーションを前面に出し、ゲームに登場するキャラクターの大型パネルも設置された。来館者には歴女が多く、遠くは九州からの来館者もあり、開催16日目に入館者数1万人を突破、1万人目には展覧会の図録と土浦市のマスコットキャラクター「つちまる」のぬいぐるみが贈られた。同時開催したスタンプラリーの景品であるクリアファイル15,000枚は開始17日目ですべてなくなった。最終的には28,057人が来館し、これまでの特別展・企画展で最も来館者数が多かった2012年(平成24年)の「暮らしをささえる女性たち」(1260年ぶりに法隆寺から里帰りした「中家郷の調布」を展示していた)の7,094人を大きく上回った。
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