無知蒙昧
無知蒙昧とは、無知蒙昧の意味
無知蒙昧は、何も知らないさま、無学で愚かなさま、道理に暗いさま、何が正しいか・物事はどうあるべきかが分からないさま、を指す意味で用いられる語。言葉の意味上、侮蔑の意味を込めて用いられることが多い。無知蒙昧の語の由来・語源
無知蒙昧は「無知」と「蒙昧」の2語からなる。「無知」も「蒙昧」も、「知らない・知識がない」という意味の語である。「蒙昧」は元々は「暗い」さまを指す語であるが、「道理に暗い・愚かである」という意味でも用いられる。つまり「無知蒙昧」は、似た意味の語を並べて強調した表現といえる。無知蒙昧の使い方(用法)、例文
無知蒙昧の類語と使い分け
無知蒙昧は「無学で愚か」ということであり、その類語・類似表現は多い。愚昧・愚蒙・暗愚・無知愚昧、不学・無学・無知無学、無明・無識・不知・不識・不見識、梼昧、などの語が類語として挙げられる。無知蒙昧の英語
無知蒙昧は英語では unenlightened などの語で表現される。unenlightened は「enlightened(啓発された)」に「un-(されていない)」を加えた語であり、もともと「lighten(照らす)」から派生した語彙であるため、意味・ニュアンス・含蓄も含めてほぼ「蒙昧」に対応する語彙といえる。教養がない、無教養だ、という意味では uneducated とも表現できる。品詞の分類
名詞および形容動詞(評価) | 無用 無駄 無知蒙昧 無粋 無難 |
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