炎の鬣を持つ一角獣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 17:42 UTC 版)
マッコイから新たな機体F-5E タイガーIIを購入したシン。その尾翼には炎の鬣を持つ一角獣がペイントされていた。シンはAP通信のカメラマンでロッキーこと六木剛と知り合う。久しぶりに聞く日本語にシンは興奮を禁じ得ない。そんなロッキーにシンはエリア88の過酷な日々を教える。やがてロッキーは取材中に搭乗したヘリが撃墜され行方不明となる。ロッキーの相棒だったニコンのカメラが尚も無事だったことで彼の生存を確信するシン。 違約金集めを焦る余り被弾したF-5Eは着陸時に降着装置の不具合から買い替えたほうが早い状態になる。乗機を失い、目標金額が遠のいたシンは脱走を企てる。だが、そんなシンの心中を見透かすかのように脱走兵殺しの三人組がエリア88に配属される。見咎められるシンだったが、そのとき彼を庇ったのはミッキー、グレッグ・ゲイツといった戦友達と指揮官のサキ・ヴァシュタールだった。詮索しないミッキーにシンは自分が決して一人ではないことを痛感し、仲間たちの存在に感謝する。傭兵部隊ウルフパックに襲撃されたエリア88は戦闘機を失い基地機能を喪失するが、正規軍からクフィール10機が補充され、シンはサキの選抜部隊に抜擢される。その後、偶然にも欧州を訪れていたサキが機上で涼子と知り合う。涼子の帰国後、皮肉にも死亡したとされるロッキーの写真が雑誌記事に使われ、日本に居る神崎と涼子はシンの生存を知る。
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