演奏会用の12の性格的練習曲とは? わかりやすく解説

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ヘンゼルト:演奏会用の12の性格的練習曲

英語表記/番号出版情報
ヘンゼルト:演奏会用の12の性格的練習曲Douze Etudes caractéristiques de concert Op.2出版年1837年  初版出版地/出版社Hofmeister  献呈先: Sa majesté Louis, Roi de Bavière

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1  Orage, tu ne saurais m'abbatreNo Data No Image
2  Pensez un peu à moi, qui pense toujours à vousNo Data No Image
3  Exauce mes voeuxNo Data No Image
4  Duo, Repos d'amourNo Data No Image
5  Vie orageuseNo Data No Image
6 もしも私が小鳥なら、あなたのところへ飛んで行きたい 嬰へ短調 Si oiseau j'étais à toi je volerais, fis-moll1分40 No Image
7  C'est la jeunesse, qui à des ailes doréesNo Data No Image
8  Tu m'attires m'entraines, m'engloutisNo Data No Image
9  Jeunesse d'amour, plaisir celesterNo Data No Image
10  Comme le ruisseau dan la mer se rêpandNo Data No Image
11  Dors-tu, ma vie?No Data No Image
12  jPlein de soupirs, de souvenirs, inquièt, hêlas! le coeur me batNo Data No Image

作品解説

2011年5月 執筆者: 上田 泰史 

ヘンゼルト作品中おそらく最もよく知られている曲集で、20世紀入っても特に第6番「もしになれたら君の所へ飛んでゆくのに」はアンコールピースとして多くピアニストたちに愛奏されていた。かつてラフマニノフ(1873~1843)もこの曲を録音したことがある。キストナー社から出版されドイツ初版には各曲詩的なフランス語タイトル付けられており、それぞれの作品雰囲気言い表している。しかし、ルモワーヌ社のフランス初版には標題存在せず、これらが作曲家意図によるのか出版社意図によるのかは定かでない練習曲書法としては特定のリズム・パターンを繰り返すショパン型」に分類されるが、彫琢凝らされ旋律は独特の情緒醸し出す演奏技巧決し穏健ではなく、2オクターヴ越え分散和音連続第1番)、同音連打オクターヴ組み合わせ第9番)など1838年練習曲としてはかなりの野心作である。若きヘンゼルト勉学援助惜しまなかったバイエルン国王に、感謝の意表して献呈


No. 1 (嵐よ、お前は私を打倒せまい!)
Allegro molto agitato e grandioso ニ短調

No. 2 (私のことを少しでも想ってください、私はいつも貴方のことを想っています!) Allegro moderato 変イ長調

No. 3 (僕の願い聞き入れて!)
Tempo giusto ロ短調

No. 4 (二重唱―愛の安らぎ
Allegretto sostenuto 変ロ長調

No. 5 (波乱の人生Tempo giusto 変ハ短調

No. 6 (もし僕がだったなら君のところへ飛んでゆくのに)




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