湯温
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 09:55 UTC 版)
基本的には発酵度が高くなるほど高い温度の湯を用いる。中国では旨みよりも香りを珍重するため、湯温は比較的高めにして淹れられることが多い。逆にアミノ酸をはじめとする茶の旨みを楽しみたい場合はやや低めにして使うとよい。また、安めのお茶は温度を高く、高めのお茶は温度を低くするのは日本茶と同様だが、これもお茶の種類によって異なる。 種類温度緑茶 60〜75度 白茶 70〜80度 黄茶 70〜80度 烏龍茶 80〜100度 紅茶 90〜100度 黒茶 90〜100度 ^ 白茶に関しては「産毛で覆われているため、高温で淹れたほうがよい」という意見と「弱発酵茶であり、やや低温(80度前後)の湯を用いたほうがよい」という意見に分かれる。ここでは後者の意見を採る。 ^ 淹れる前に軽く洗茶(後発酵の際の埃等を洗い流す)をする。 なお、花茶に関しては香りを吸着させた茶の種類に準じる(が、花茶はほとんど緑茶であるので緑茶と同様に淹れてしまって構わない)。
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