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湘南3号【ショウナン3ゴウ】(食用作物)

※登録写真はありません 登録番号 第5125号
登録年月日 1996年 8月 22日
農林水産植物の種類
登録品種の名称及びその読み 湘南3号
 よみ:ショウナン3ゴウ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅 2003年 8月 23日
品種登録者の名称 全国農業協同組合連合会
品種登録者の住所 東京都千代田区大手町1丁目8番3号
登録品種の育成をした者の氏名 佐藤直 内山田博士 粉川聡 遠藤雄士 森永靖武 和田卓也 金田武矢作佐藤謙一郎 幸二郎 岡本信米沢茂
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,種子放射線照射した「アキチカラ」から選抜し育成され固定品種であり,育成地(神奈川県平塚市)における成熟期早生の晩,心白大き水稲粳種酒造用品種である。  型は偏穂重型,稈長はやや短,稈の細太はやや太,柔剛はやや剛,止葉直立程度は立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長,穂数はやや少,粒着密度は中,穎毛の多少は中,色は黄白,ふ先色は黄白~黄,有無は稀である。玄米の形は細長大小はやや大,粒重は大,見かけ品質は中の上光沢はやや良,心白多少は多,大小は大,胴割れ多少極少である。育成地における出穂期及び成熟期早生の晩,障害型耐冷性はやや弱,穂発芽性はやや易,耐倒伏性は強,脱粒性は難,収量は中である。いもちほ場抵抗性はやや強,白葉枯病ほ場抵抗性は中である。 「アキチカラ」と比較して玄米の形が細長であること,心白多少が多いこと等で,「五百万石」と比較して,稈長が短いこと,止葉立っていること,玄米の形が細長であること,出穂期及び成熟期が遅いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,昭和63年に「アキチカラ」の乾燥種子放射線照射行い,処理当代の高不稔穂から採取した種子集団栽培し,処理第3代で個体選抜以後系統育種法により選抜固定図り平成3年から生産力検定,特性検定酒米適性試験等を行い,その特性を確認して育成完了したのである





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