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湖中真哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/01 13:40 UTC 版)

湖中 真哉 こなか しんや
生誕 1965年7月
居住 日本
研究分野 人類学
研究機関 静岡県立大学
出身校 筑波大学
主な業績 東アフリカの牧畜民を主な対象とするアフリカ地域研究
主な受賞歴 国際開発研究大来賞(2007年)
日本学術振興会科学研究費
審査委員表彰(2015年)
プロジェクト:人物伝
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湖中 真哉(こなか しんや、1965年7月 - )は、日本人類学者。専門は、生態人類学アフリカ地域研究学位は、博士(地域研究)京都大学2006年)。静岡県立大学国際関係学部教授。

来歴

1965年7月大阪府生まれ[1]筑波大学第一学群人文学類在籍時にアフリカの音楽や美術に興味を持った[2]1989年4月に筑波大学大学院歴史・人類学研究科文化人類専攻に進学。1994年9月に単位取得退学[3]。2006年3月に京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科にて博士号地域研究論文博士)取得。論文タイトルは「牧畜社会における生業経済と市場経済の併存的複合化に関する研究: ケニア中北部のサンブル社会を事例として」[4]。1994年10月から静岡県立大学国際関係学部の助手として勤務。2006年4月、助教授(准教授)に昇任。2013年4月、教授に昇任。2019年12月から静岡県立大学学長補佐を務めている[5]

研究

主な研究フィールドは東アフリカの牧畜民。博士論文が『牧畜二重経済の人類学――ケニア・サンブルの民族誌的研究』として出版。同書は「ケニアのサンブルにおける生業経済と市場経済の並存の諸相を民族私的なアプローチによって分析し」、「サンブルの牧畜農村で従来の生業経済が市場化に如何に対応してきたか綿密な実態調査を通じて明らかにし、両者の並存的複層化を牧畜二重経済原理として一般化しようとしている試み」[6]が評価され、国際開発研究大来賞を受賞。マーサイなどのマー文化を紹介するウェブサイトを開いている[7]

略歴

賞歴

著作

単著

寄稿

脚注

  1. ^ 『KULINE検索結果『牧畜二重経済の人類学 : ケニア・サンブルの民族誌的研究』[1]
  2. ^ 小池美そら・原田夏実「静岡県立大学国際関係学部国際関係学科准教授湖中真哉先生」『第2回:先生の研究教えてください。:読み物/L-wave(えるウェーブ)~リビング静岡~』静岡リビング新聞社、2008年11月29日
  3. ^ 「学歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  4. ^ [2]
  5. ^ [3]
  6. ^ 『第11回「国際開発研究 大来賞」受賞作品 審査委員選評』[4]
  7. ^ Virtual Museum of East African Maa Culture: Weblog

関連項目

外部リンク

学職
先代
前山亮吉
静岡県立大学大学院
国際関係学研究科研究科長

第13代:2021年 - 2023年
次代
澤田敬人



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