湖について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/12 08:50 UTC 版)
フューシミ湖は、おおよそ北緯49度49分22秒、西経83度53分5秒付近に位置しており、この場所はカナダ中部のオンタリオ州北東部のコクレーン地区に属している。この湖には、例えば湖の南端部に比較的規模の大きなリリパッド湾(英語: Lilypad Bay)と呼ばれる湾が存在していたり、その名の通り湖の西端に存在するウェスト湾(英語: West Bay)も存在している。他にも幾つもの大小の入り江が見られる上に、湖の中には島も存在しているなど、湖の形状は複雑である。なお、湖は冷帯地域に見られる森に囲まれているものの、その湖岸には砂浜も見られる。ちなみに、周辺の森にはスズメ亜目の鳥が生息している他、キツツキ科の鳥やアトリ科の鳥やカモなども飛来するため、夏季には何百種類もの鳥を観察することができる。フューシミ湖へは何本かの河川が流れ込んでいて、例えばバレンタイン川(Valentine River)などが挙げられる。湖の水質は魚類が生息するには充分であり、例えばウォールアイやノーザンパークやイエローパーチ(英語版)などが生息している。そして、場合によってはオオアオサギやミサゴやハクトウワシが、湖の魚を狩る姿を観察できることもある。なお、フューシミ湖から流れ出した水は、ハンラン湖へと流れてゆく。したがって、フューシミ湖から流れ出した水は、最終的にムース川の河口から、北極海の一部であるジェームズ湾へと流れ込む。
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