1920年代の日本人による調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/03 19:17 UTC 版)
「ダブスノール湖」の記事における「1920年代の日本人による調査」の解説
工業原料としての曹達(ナトリウム化合物)資源の探索を行なっていた南満州鉄道地方部農務課は、1922年に『蒙古ノ天然曹達』という報告書をまとめ、その中でダブスノール湖についても言及した。 1928年1月15日から18日にかけて、当時まだ東京帝国大学大学院の学生だった岡田家武は、在満の日本人研究者やモンゴル語通訳とともに、43名の護衛歩兵騎乗巡警に護られながら、「曹達湖」として知られていたダブスノール湖の調査を行った。この調査で、岡田は、それまでユーラシア大陸では確認されていなかった希少塩類ゲーリュサイト(英語版)を発見した。
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