湖に関するデータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 17:13 UTC 版)
ハンカ湖は、湖の北、中国領にある高さ10mの砂丘で分けられた大小2つの湖に対して与えられている総称である。湖岸は北西側以外は湿地帯である。 ハンカ湖に流れ込んでいる水系の範囲(分水界)は約16,890 km2の沖積平野でその97%はロシア側の領土である。4,000〜4,400 km2の水面は、中国東北部最大の湖水面である。湖には23の川(8つは中国から、15はロシアから)が流れ込んでおり、南のロシア側ではこれら河川がハンカ湖に入る前に大湿地帯(イリスタヤ川湿地帯)をなすが、出て行く川は中露国境をなす松阿察河(ソンガチャ河)だけである。湖の平均の深さは4.5mで、最大でも10.6mである。湖水の水量は平均18.3 km3だが、最大で22.6 km3になる。湖は松阿察河(ソンガチャ河)を通して、ウスリー川水系、ひいてはアムール川水系に属し、北のオホーツク海に流れている。 年間の最高気温は21.2℃で最低気温は-19.2℃である。雨は主に夏に降り、年間降水量は750mmほどである。湖水の滞留期間は1年ほどである。
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