測定方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/05 14:07 UTC 版)
被測定電極(接地電極(E))から電流補助棒(C)に一定の測定電流 i [A] を流すと、接地電極(E)と電圧補助棒(P)間の電圧 v [V] が分かる。接地電極(E)と電圧補助棒(P)間の電圧は抵抗に比例するので、抵抗で目盛った指示計により接地抵抗 R = v/i [Ω] を求められる。この測定方法を電圧降下式又は、定電流式の接地抵抗測定という。 現在では、直読式接地抵抗計が一般的な接地抵抗の測定に、よく使用されている。接地電極(E)と電圧補助棒(P)間の電圧を測定電流で除して求めるが、計算は測定器内で自動的に行われる。 電源は、電池からインバータで数10mA程度の定電流の交流を得ている。 分極現象の防止、周波数の安定度や商用周波電流の誘導を避けるためなどから、当該測定器が流す測定電流の周波数は数100Hz(500Hz 程度以上)である。接地電極(E)と電圧補助棒(P)間の電圧は微小なので、増幅して指示計を動作させている。フィルタは迷走地電流の影響を除くためのものである。 これ以外の測定方法には、交流電位差計方式、コールラウシュブリッジ方式、大電流電位降下法、異周波交流電圧降下法、分流法などがある。 電圧降下式や交流電位差計方式の当該測定器は、携帯用の接地抵抗計として用いられている。 鉄道や変電所など大規模な接地を行った場合の接地抵抗を測定する場合は、大電流電位降下法、異周波交流電圧降下法、分流法などを採用する。
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測定方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/26 08:48 UTC 版)
超音波の伝播時間を元に厚さの計測を行う。代表的な方式は以下の3つである。 零点・第一回底面エコー方式 内部で設定した零点と、第一回底面エコーの伝播時間差から厚みを計測。 多重エコー方式 各エコー間の伝播時間差から厚みを計測。 表面エコー・第一回底面エコー方式 表面エコーと第一回底面エコーの伝播時間差から、厚みを計測。
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