海賊の乱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/14 23:32 UTC 版)
九鬼 つなみ 亡国九鬼の跡取り娘。「海賊王女(ピラッタ・プリンセーザ)」を名乗り、志摩近辺で海賊の女頭領として活動する。 船の難破した雷蔵と遭遇、呼気蘇生法で彼を救う(雷蔵はこれを接吻と誤解)。自身の生に価値を見出せていなかったようだが、雷蔵に「好きになった相手だから死ぬな」と乞われて考えを改める。感謝と同時に彼に好意を抱き始めていたところ(決着がつく直前には雷蔵を連れて気ままに海賊をやっている姿を思い浮かべている)、雷蔵が自身の誤解に気づいてしまい、彼女の話を(またしても)最後まで聞かずに逃げてしまった。 以後、九鬼の旗頭として、お家の再興を為すべく、再び「海賊王女」を続けることを決める。 黒鷹(くろたか) つなみ配下の青年。忍者。 シウバ つなみの仇敵。もともとはポルトガル系と見られる南蛮人(西洋人)で、商船か海賊船の漂着民。 現在は北畠に雇われており、つなみと再会し、彼女を「花嫁」と称して連れ去った。しかし、彼女のことは覚えていなかった。 星眼の外術によって不死身の体を得、血液が毒に変じている。なお、外見の年齢はつなみと出会ったときから変化がなくなっていた(つなみの両親を殺した当時は顔の刺青がなく、会話からもまだ星眼には会っていなかったようである)。雷蔵に隠切の太刀で斬られ、術が消えると同時に本来の年齢・老人の容姿へと変わっている。
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