海外観光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 07:48 UTC 版)
詳細は「海外旅行」を参照 日本は高度経済成長によって、日本人の観光は大きく変化した。国民の所得は増加し、1964年、海外旅行が自由化されたことにより日本人が海外に出国するのは容易になり、それまでは富裕層でなければ難しかった海外旅行は、庶民の手にも届くものとなっていった。2013年まで日本は世界有数の観光赤字国であった。日本人の訪問先は海外旅行自由化直後はテレビ番組などの影響でハワイが一番人気であったが、その後世界各地に広がり、近年では日本人観光客がいない観光地を探すことの方が困難である。最近の傾向として、近場では、中国、韓国、東南アジアが人気で、北米、ヨーロッパがそれに続いている。また旅行の形態も、エコツーリズムや秘境探検、クルーズなど多様化の一途をたどっていた。訪日外国人は増加しつつも出国邦人に比べれば少なかったため、国土交通省はビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)、観光庁設置などで訪日観光客の増加を図っていた。
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