海へ戻る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 10:05 UTC 版)
「ドナルド・マッキンタイア (イギリス海軍)」の記事における「海へ戻る」の解説
再びヘスペルスへ 6月にマッキンタイアは駆逐艦任務へ戻り、再びヘスペルスと、再編成された中部海洋護衛部隊(英語版)(Mid-Ocean Escort Force, MOEF)隷下のB2護衛グループ(英語版)の指揮を執ることになった。1942年の残りの期間、B2護衛グループは北大西洋で船団護衛任務に従事した。 1942年10月、ONS138船団の護衛中に2隻のUボートへ攻撃を行ったが不成功に終わった。この2隻は少なくとも4隻からなるウルフパックの一部を成していた。最初はU-620(英語版)に爆雷攻撃を行ったが効果はなかった。もう1隻のU-301(英語版)は護衛グループの攻撃を逃れ深くに潜航した。護衛艦艇は2日間にわたってUボートを非効率な状況に置き続け、船団の離脱を助けた。 カナダ人 マッキンタイアは、急激な規模の拡大に由来するカナダ海軍の経験・訓練の不足に対して度々不満を感じていた。まだウォーカーの艦長だった時に起きた出来事では、同行しているカナダ海軍艦の発光信号機のバッテリーが切れてしまい、しかも予備を持っていなかったために交信不能に陥ったことがあった。また、あるカナダ海軍の艦がマッキンタイアに会うためアルゼンチアへ来た時に、「本艦は出港したい」という信号旗を翻して入港してきたこともあった。もっと深刻なことでは、錆びた爆雷がカナダ海軍艦の上部構造物に満たされ、装備されていたことだった。
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