浪曲天狗道場
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浪曲天狗道場(ろうきょくてんぐどうじょう)とは、 民放ラジオ開局直後のラジオ浪曲の全盛期、昭和30年代にラジオ東京(現在のTBSラジオ)で一世を風靡した浪曲のど自慢の素人参加番組である。
注釈
- ^ 戦前から多く行われていた「薬宣興行」と同じ枠組みであることも注目されたし。
- ^ 興行的には「飛び入り歓迎」や天狗連を集めたのど自慢興行が、浪曲では古く明治半ばから既に見られた。唯二郎『実録浪曲史』
- ^ 後年には勝ち抜き制が導入され、「師範代」と称するチャンピオンとその週の最高成績者が番組の最後に対戦し、勝者が「師範代」の称号と賞金を得る
- ^ このゲストは1962年始のもの
- ^ KRTテレビ 1955年6月7日 - 9月13日 隔週火曜19:30 - 20:00(一足先にテレビ化された「しろうと寄席」を隔週化し、放送された)[16][17]
- ^ NHK「君の名は」、TBS「赤胴鈴之助」など
- ^ 林伯猿が入れ方、2階席で畳敷き、定員150人ほど。建物は2017年現在、現存
出典
- ^ 1963年10月改編の番組表 には番組が復活し、青空千夜・一夜の字が見える。テコ入れをしたものと思われる。
- ^ 12月14日に交代 唯p.246
- ^ a b 放送ライブラリー program番号:133363
- ^ 唯p.245-246
- ^ 『毎日新聞』夕刊、1954年9月16日夕刊
- ^ 唯二郎『実録浪曲史』p.245-246,248,253,260-263
- ^ a b 『TBS50年史』本編
- ^ 唯1999p.261表32右。ちなみに左に31年度があり、ニッポン放送の浪曲玉手箱も10位にランクインしている(9.1%)。NHK調べ
- ^ ワッハ上方『上方演芸大全』p.302
- ^ 芝清之『日本浪曲大全集』年表
- ^ 唯p.219表23 NHK調べ
- ^ 唯p.219表23
- ^ 唯p.248-249,260,261表32
- ^ 『朝日放送の50年 Ⅲ資料集』p.88ー89
- ^ 他のネット局状況は不明
- ^ 『TBS50年史』(資料編)
- ^ 朝日新聞の当該日付のテレビ番組欄
- ^ 唯p.258
- ^ 『TBS50年史 資料編』p.105
- 1 浪曲天狗道場とは
- 2 浪曲天狗道場の概要
- 3 映画化・テレビ化
固有名詞の分類
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