浦上車庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 15:04 UTC 版)
浦上車庫は長崎電気軌道の車両基地の一つ。同社に在籍する車両の大半、80パーセントほどを収容し車両工場を併設する。当停留場の赤迫方面行きホーム側、並走するJR長崎本線に隣接する位置に広がっていて、入出庫線は前述の1本に加えて赤迫方面行きの線路からも分岐する。車庫は0号線から13号線まであり、6 - 11号線は点検修理工場線、12・13号線は塗装工場線。車庫の屋上は駐車場として活用される。 路線の延長に伴い車両の増備と大型化が進んだことにより西町車庫として1953年に新設され、1966年に浦上車庫に改称。当初は車庫の西側を長崎電軌の路線バス関係に使用していたが、1971年に路線バスが譲渡されると電車専用の車庫となった。かつての車庫は大村市にあった第二十一海軍航空廠の格納庫を移築したものであったが、1979年3月に解体され、7月末に新車庫が落成した。屋上に駐車場が開設されたのもこのときからである。
※この「浦上車庫」の解説は、「浦上車庫停留場」の解説の一部です。
「浦上車庫」を含む「浦上車庫停留場」の記事については、「浦上車庫停留場」の概要を参照ください。
- 浦上車庫のページへのリンク