浜松警察署時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 06:38 UTC 版)
「鴨江アートセンター」の記事における「浜松警察署時代」の解説
昭和・警察署時代 消防発祥地の石碑 本建物は浜松警察署庁舎として浜松市鴨江町に1928年(昭和3年)に建設された。建設以前は1880年(明治13年)に伝馬町の庁舎が使用されていた。移転の理由としては手狭になったことなどが挙げられる。 移転地の候補には高町の浜名郡役所跡地も上がっていたが、市民からの反対が強かったこともあり、鴨江町の現地点に建設することが1926年(大正15年)の浜松市議会にて決定した。その際に浜松市が敷地、及び建設費の一部を寄付している。 伝馬町時代の庁舎は木造2階建てであったのに対し、本建物は鉄筋コンクリート造3階建て。また、建設当時は警察と消防の本部が本建物内に同居する形を取っていた。望楼付きで外壁が日華石(にっかせき)によるタイルで覆われている旨が当時の新聞記事に掲載されている。 工事請負とされている「長谷川太平」の名前は当時の静岡市左官業組合の名簿に載っているものの、詳細については不明である。
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