流祖と画風とは? わかりやすく解説

流祖と画風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:48 UTC 版)

宅磨派」の記事における「流祖と画風」の解説

絵仏師宅磨派流祖には数説がある。 端麗な平安仏画様式絵師近衛天皇(在位1142年-1155年)に仕えた豊前守託摩為遠の説が1679年開版狩野永納の『本朝画史以来続いている(p.2)。 為遠の長男勝賀の宋画様式仏画(例:教王護国寺十二天像》)により画派特徴として伝承され、勝賀を祖とする説もある。 『古画備考』を著した朝岡興禎は、為遠の父で平等院鳳凰堂扉絵作者とされる宅磨為成を祖とする説をとる(近代デジタルライブラリー所収31コマ32)。 『古画備考』の宅磨氏にある為氏を氏祖とする説もある。 京都活躍した絵仏師には勝賀の後、主に以下の絵仏師がいる。 恵日房成忍は明恵上人(1173年-1232年)の弟子国宝紙本著色明恵上人像》を描いた記される(コマ37)。 宅磨俊賀は建仁3年明恵上人従い春日明神住吉明神像》を図絵した。 宅磨良賀建保2年1214年藤原光親奏聞當麻寺曼荼羅復元模写した(コマ12)。 宅磨長賀は建長5年(1213年)、法勝寺阿弥陀堂供養で賞を賜った作画例:《矜羯羅童子フリーア美術館)。 詫磨栄賀は『古画備考』で「勝賀の裔、、、中華筆法」と評された(コマ38)(作画例:)。

※この「流祖と画風」の解説は、「宅磨派」の解説の一部です。
「流祖と画風」を含む「宅磨派」の記事については、「宅磨派」の概要を参照ください。

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