派生作品・関連作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/16 02:22 UTC 版)
「スクエア (都市伝説)」の記事における「派生作品・関連作品」の解説
単なるホラーではなく、吹雪に閉ざされた山小屋という密室的シチュエーションがミステリーとしての要素を含んでいるためか、2000年公開の日本映画『世にも奇妙な物語 映画の特別編』の第1話「雪山」の題材となった他、『平成教育委員会』にクイズ仕立てとしても登場する。また、江戸川乱歩の推理小説では小林少年が単身で忍び込んだ敵のアジトにおいて、真っ暗闇の部屋を壁沿いに歩き、ごく普通の四角形の部屋をいつまでもぐるぐると回り続け、多角形構造をした異常に大きな部屋と勘違いする場面が存在する。こちらはスクエアを1人で行った一種のヴァリエーションと言える。実際に行なった場合でも、4人目は壁伝いに歩いて1人目の肩を叩こうとするため、無意識に角を曲り、これにより成立するのではないかとする指摘もある。 稲川淳二の『稲川淳二の怖〜いお話 Vol.2「殺意の病棟」』には舞台を夜の学校にした類話が収録されている。 「ローシュタインの回廊」という呼称、及びその由来とされる実験譚も流布しているが、吉宗鋼紀(吉田博彦)の発言によると、これらはアダルトゲーム『螺旋回廊』を手がけた際に彼が創作したものである。 『USO!?ジャパン』で、『4人の登山家』として映像化されている。この際は「最初から学生は4人で死者は出ていない」「いないはずの5人目が現れた」「最後には救助隊が山小屋に到着して救出された」という設定で語られた。
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