活字化と電子化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 00:59 UTC 版)
明治大学教授の木村礎が、蘆田本を底本として東大本および『天保郷帳』『地方行政区画便覧』などを用い、欠落部分および筆写本ゆえの誤写と思われる箇所に校訂を加えたものが、近藤出版社から日本史料選書の一部として刊行された(全6冊)。 関東編(日本史料選書3、1969年9月) 近畿編(日本史料選書11、1975年3月) 中部編(日本史料選書13、1977年4月) 中国・四国編(日本史料選書16、1978年6月) 九州編(日本史料選書18、1979年8月) 東北編(日本史料選書19、1979年8月) さらに現在では国立歴史民俗博物館が木村本にさらに校訂を加えてデータベースを作成し、同館のホームページ上でこれを公開している。 なお旧高旧領取調帳データベースで公開されている石高の内、半角英数字で入力されている【旧高(1)】の数字に関しては、整理に用いた表計算ソフトに由来すると思われる有効桁数の誤差の問題があり、小数点第4位(勺)よりも下の桁の石高について木村礎校訂本とは異なる数字が表示される問題が発生している。全角漢字で入力されている【旧高(2)】の数字を用いることにより、この問題は解消される。
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