法律上の扱いについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:17 UTC 版)
「光岡・ライクT3」の記事における「法律上の扱いについて」の解説
ライクT3は乗車定員2名、最大積載量100kgの仕様で、排気量250cc以下の側車付軽二輪車として型式認定を取得している。ただし側車付軽二輪車でありながら後輪2輪が駆動する点が通常の側車付軽二輪車と異なり、過去に運輸省(当時)が平成11年に示したトライクにおける見解により、通常の側車付軽二輪車とは法令的な扱いが異なる部分がある。 運転免許については普通自動車(または、5t限定を含む準中型・8t限定を含む中型・大型自動車)免許が必要で、大型特殊自動車、自動二輪車免許では公道を走行できない。ヘルメットは運転手・同乗者とも装着の義務はない。保険は自賠責、任意保険ともに250ccのスクーターと同じ扱いとなる。 なお、ライクT3は経済産業省が行っている「クリーンエネルギー自動車導入促進対策費補助金」の対象となっているため、最大30万円の補助金を受けることができる。30万円の補助金を受けた場合、最廉価となるSグレードの実質価格は99万5000円(補助金無しで129万5000円)となり、実質100万円を切る本体価格となる。 ライクT3のような車両の型式申請は過去に前例がなく、また補助対象車両を認定する次世代自動車振興センターも「三輪車は想定外」ということだった。これらの認定を取るために経済産業省と国土交通省との約1年にわたる交渉が行われ、最終的に2012年8月24日に型式認定を取得した。
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