法律上の意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/18 05:46 UTC 版)
問屋(といや) - 取次ぎを営業としておこなう商人のひとつ。 商法で、自己の名をもって他人のために物品の販売又は買い入れをすることを業とする者と定義されており(商法第551条)、問屋の行う売買は他人の計算においてなされる。つまり、問屋は自己の名義で取引を行い取引の相手方に対する権利義務の主体となるが、その取引による損益は委託者に帰属する。問屋の収入は、取次の引受けに対して委託者が支払う手数料である。一般的意味における問屋(とんや=卸売業)は自己の計算で商品を買い入れ、販売しているので、法律上の問屋ではない。 取次商の一種として仲立人とともに補助商に分類される 問屋営業の典型例として、証券会社における証券の売買仲介(ブローカレッジ)があげられる。
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