さわ‐ぎく〔さは‐〕【沢菊】
さわぎく (沢菊)





●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。山地の沢沿いなど湿り気のあるところに生え、高さは60~90センチになります。葉は薄くて、羽状に深く切れ込みます。6月から8月ごろ、茎の先の散房花序に黄色い花を咲かせます。舌状花は7~13個ほどあります。花後、果実の冠毛がそのままついているので「ぼろぎく(襤褸菊)」とも呼ばれます。
●キク科キオン属の多年草で、学名は Senecio nikoensis。英名はありません。
沢菊
沢菊
サワギク
(沢・菊 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 04:48 UTC 版)
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サワギク | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Nemosenecio nikoensis (Miq.) B.Nord. |
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シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
沢菊、襤褸菊 |
サワギク(沢菊、Nemosenecio nikoensis)は、キク科の多年草。別名ボロギク(襤褸菊)。
特徴
沢沿いや湖沼沿いなど湿気の多い場所に生息する。果実期には冠毛がぼろ(襤褸)のように見える。それぞれ、サワギク、ボロギクの名の由来である。
高さは60–90cm。5–8月に鮮やかな黄色い花を咲かせる。
分布
分類
従来、キオン属 Senecio サワギク節 Sect. Nemosenecio に分類されていたが、Jeffrey & Chen 1984 により独立属とされるようになった。
グラウンドセル
英語のグラウンドセル (groundsel) 等がサワギクと訳されることがあるが、グラウンドセルはキオン属 Senecio の総称的な名称であり、多くの場合はノボロギクのことである。
サワギク・ボロギクを和名に含む種
参考文献
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関連項目
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外部リンク
- 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “Nemosenecio nikoensis (Miq.) B.Nord. サワギク 標準”. 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList). 2011年2月21日閲覧。
- 波田善夫. “サワギク”. 植物雑学事典. 岡山理科大学. 2011年2月21日閲覧。
- いがりまさし. “サワギク”. 植物図鑑・撮れたてドットコム. 2011年2月21日閲覧。
- 青木繁伸 (2008年1月23日). “サワギク(沢菊)”. Botanical Garden. 群馬大学社会情報学部. 2011年2月21日閲覧。
- “Nemosenecio nikoensis” (英語). Taxonomy Browser. National Center for Biotechnology Information. 2011年2月21日閲覧。
「沢菊」の例文・使い方・用例・文例
- 沢菊という植物
沢・菊と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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