沖之村遊廓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 04:05 UTC 版)
1899年(明治32年)10月開業。鹿児島県内唯一の公許の集娼地(公娼)であった。正式名称は常盤遊廓という。 前身の築地遊廓が現在の鹿児島駅候補地となったため低湿地帯の塩田を4,5尺ほど埋め立ての上移転、新規開業した。現在の清滝通り(中央警察署城南交番から国道225号海岸通までの区間)を挟んで最盛期で23軒の妓楼が並び、300~400人の娼妓を数えた。 戦後の赤線指定を経て1958年(昭和33年)の売春防止法施行まで存続。遺構は存在しない。現在鹿児島県唯一の風俗指定地域である甲突町の8番街区は区域外であり直接の後身ではない。
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