IKECHAN
(池田大其 から転送)
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IKECHAN(イケチャン、1964年 - )は、日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。
本名、池田 昭二。
大阪府貝塚市の阪和線沿線出身。大阪市在住。個人事務所、池田大其音楽事務所所属。
妻と2女1男の子供がいる。2006年11月にデビューした池田夢見は次女である。
来歴
12歳のころからギターを弾き始め、同時に作詞・作曲も始める。
1995年には地元の大阪・泉州の「だんじり祭り」をテーマにした「だんじり」をインディーズCDで発売し、2万枚以上をセールスし、話題になる[1]。
1997年にはテイチクエンタテインメントから「ケヤキの神」「祭花」でメジャー・デビューを果たす。1998年には5000人ライブを行い成功を収める。1999年4月、テレビ愛知のジングルに出演し、名古屋での活動も始まる。名古屋弁コミックソング「愛知はDAGAYA」を発売、話題となる。同年、岐阜県の夏祭りに神野美伽らと共演も果たした。
デビュー当時から3人の子供がいた。地元泉州を中心に、ライブ活動を行っており、毎年岸和田市立浪切ホールでコンサートを行っていた。現在ではだんじりに欠かせない存在となっており、町会をはじめ、だんじりを愛している人々からは「ケヤキの神」がカラオケで十八番となっている[2]。「ケヤキの神」は2015年時点で、岸和田市内のCDショップでは20年近く売上上位に顔を出しており[1]泉佐野市で結成された、『泉州ソーリャ踊り子隊』のダンスの曲にもなっている。元々宮川大助・花子の弟子で大助の付き添いで歌っていた。近年リリースしたCDに、自分の妻をネタにした「俺の女房は大阪生まれ」がある。また、ソーラン節にも参加しているらしい[要出典]。
岸和田での活動を2007年7月に『浪切ホール』でのライブを最後に終了するに至った。2008年3月16日に貝塚で行われたアコースティックライブを皮切りに、新IKECHANBANDを結成したが、6月に発売される予定だったCDをリリースする計画も中止になり、泉州地区でのコンサートをする事自体もなくなって終わった。泉州地区での活動を終えた後、心斎橋のレストランバー・『ウィステリア』で定期的にライブを行うようになった。なお、2008年6月29日に同所で行ったライヴでは、宮川大助・花子、松下さゆみ、万理沙ひとみと共演した。
プロデューサー業
作家での名義は池田大其である。宮川大助のデビュー曲の作詞・作曲を手掛けた。
2008年9月21日に万理沙ひとみの歌手デビューミニアルバム『私のラブソング』の収録曲を全曲作詞作曲し、本格的な音楽プロデューサー業を開始した。
病気
現在閉塞性血栓性血管炎を患い、糖尿病、痛風、アルコール肝炎も患ったことをアルバム『42歳』で語っている。なお、次女:池田夢見のデビューアルバムのパッケージには、池田の家族全員の名前が載せられている。
CD
- ケヤキの神
- KARAPPO
- 俺の女房は大阪生まれ
- 2005池田大其 俺
- 愛知はDAGAYA
楽曲提供者
客演
- club Prince「祭の神」
舞台
- 大助・花子一座
本
- だんじりの歌手てなんやねん
関連項目
脚注
出典
- ^ a b “岸和田席巻、だんじりソング CD販売20年近く上位:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル 2025年9月10日閲覧。
- ^ INC., SANKEI DIGITAL. “「だんじり祭り」歌い20年 大阪・岸和田の人気歌手” (日本語). 産経WEST 2025年9月10日閲覧。
外部リンク
- [ https://www.ikechan.info/ IKECHAN公式サイト]
固有名詞の分類
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