江川英文とは? わかりやすく解説

江川英文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 23:48 UTC 版)

江川 英文 えがわ ひでふみ
人物情報
生誕 (1898-07-19) 1898年7月19日
日本東京府
死没 1966年8月21日(1966-08-21)(68歳)
出身校 東京帝国大学
子供 江川英晴(長男・東芝元常務)、江川滉二(次男・医学者)
学問
研究分野 法学(国際私法)
研究機関 東京大学立教大学
学位 法学博士
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江川 英文(えがわ ひでぶみ、1898年7月19日 - 1966年8月21日)は、日本法学者。専門は国際私法学位は、法学博士東京大学論文博士・1962年)。東京大学名誉教授。正三位勲二等旭日重光章。弟子に池原季雄など。

経歴

1898年、東京府東京市生まれ。早稲田中学校第一高等学校文科丙類を経て、1922年東京帝国大学法学部法律学科に入学。

卒業後の1925年東京帝国大学卒業、東京帝国大学助手に採用される。1927年、東京帝国大学助教授に昇任。1936年、教授に昇任。1959年3月、東京大学を定年退職。同年6月、東京大学名誉教授称号を受けた。その後も1959年4月より立教大学法学部教授となり教鞭をとり続けた。1962年 、東京大学に『国際私法に於ける裁判管轄権』[1]

を提出して 法学博士号を取得。

学界ならびに関係組織においては、国際法学会理事長、国際私法学会理事長、著作権制度審議会会長、法制審議会国際私法部会長、ハーグ国際私法会議日本政府代表、などをつとめた。比較法国際アカデミー正会員、万国国際法学会会員。1966年、死去。

受賞・栄典

家族・親族

  • 父:江川英武は幕末期の韮山代官、明治期の韮山県知事、教育者。
  • 長男:江川英晴は東芝元常務[2][3]
  • 次男:江川滉二は医学者。東京大学名誉教授。

著書

単著

  • 『国際私法(改訂版)』 弘文堂 1983年
  • 『国際私法(改訂)』 有斐閣 1989年

共著

脚注

  1. ^ 博士論文書誌データベース
  2. ^ 世界遺産の韮山反射炉の構造を元に実稼働炉を1/5で再現した!!|ボロボロになった取材ノートは語る by 電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)”. 電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)|ボロボロになった取材ノートは語る. 2021年10月25日閲覧。
  3. ^ 人事興信録. 第14版 上 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2021年10月25日閲覧。

江川英文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 04:20 UTC 版)

江川太郎左衛門」の記事における「江川英文」の解説

39当主1898年 - 1966年英武の子東京大学名誉教授で、法律学者専門国際私法財団法人江川文庫設立江川家代々の資料研究者公開する

※この「江川英文」の解説は、「江川太郎左衛門」の解説の一部です。
「江川英文」を含む「江川太郎左衛門」の記事については、「江川太郎左衛門」の概要を参照ください。

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