水道企業団への参加問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 08:37 UTC 版)
また、うきは市は福岡県南広域水道企業団などに参加しておらず、独自水源であり、しかも上水道未整備であり、平野部の灌漑用水を除いては、ほとんどが井戸水などに依存している。 同水道企業団に参加し上水道の供給を受けた場合、水利権問題や次に述べるダム設置交付金の問題は、参加以降の将来分については解消されるものの、合所ダム・江川ダム・寺内ダムの建設負担金支払いや導水管の整備、市内の水道管整備などに多額の資金が必要となる。そもそも市民にとっては水道料金の支払いが増えるため抵抗がある。また筑後導水(田主丸導水管)からポンプアップして市に戻す事になるため、エネルギーや設備の無駄遣いであると言う主張もある。 これに対し、上水道整備を独自水源(合所ダムなど)による場合と水道企業団に参加した場合とで、国からの補助金があるために総費用は大差がなくなると言う主張や、独自水源の場合は渇水時に断水すると言う主張もある(ただし井戸水はある)。以上、市議会や市民団体の間で議論となっている。
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