残留塩素
残留塩素は、塩素処理によって水中に残留している有効塩素のことです。塩素の主な用途は、工業用及び家庭用の殺菌・消毒剤と漂白剤で、水道水及びプール水の消毒や食品工業における殺菌・脱臭にも使用されています。わが国では水道法により、水道水の消毒を行い給水栓で残留塩素を保持することが義務づけられており、1921年に東京、横浜で液化塩素注入設備が設置されたのが最初です。水道法施工規則では給水栓における水が遊離残留塩素を0.1mg/リットル(結合残留塩素の場合は0.4mg/リットル)以上、病原生物による汚染のおそれがある場合は0.2mg/リットル(結合残留塩素は1.5mg/リットル)以上保持するように塩素消毒をすることが義務づけられています。快適水質項目の目標値は「1mg/リットル以下」とされています。
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