総残留塩素の濃度の測定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 01:06 UTC 版)
「ジエチルパラフェニレンジアミン法」の記事における「総残留塩素の濃度の測定」の解説
上記3.にヨウ化カリウム約0.5gを加えて溶かし、約2分間静置後の呈色を残留塩素標準比色列と側面から比色して、検水中の総残留塩素の濃度を求める。 DPDは遊離残留塩素とは直ちに発色するが、結合残留塩素との反応は遅い。総残留塩素(遊離残留塩素+結合残留塩素)を求めるには、結合型を遊離型に変えるためにヨウ化カリウムの添加が必要である。結合残留塩素の代表であるクロラミンとヨウ化カリウムの反応は、 NH 2 Cl + 2 KI + H 2 O ⟶ NH 3 + KCl + I 2 + KOH {\displaystyle {\ce {NH2Cl\ + 2KI\ + H2O -> NH3\ + KCl\ + I2\ + KOH}}}
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