死体遺棄容疑で逮捕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:42 UTC 版)
「北九州市病院長殺害事件」の記事における「死体遺棄容疑で逮捕」の解説
同日、「ピラニア」店内から検出された血液についても、福岡県警犯罪科学研究所での鑑定により、「人血で、血液型は被害者Aと同じAB型である」という結果が出た。これを受け、捜査本部は3月10日に死体遺棄容疑で2人の逮捕状を取り、恐喝未遂での拘置期限が切れる翌11日、2人を死体遺棄容疑で再逮捕した。 その後、Sは引き続き容疑を否認したほか、いったんは自供したYも再び否認に転じた。Sは当初、Y以上に強硬な態度を取り続けていたが、調べが進むにつれて、当初取っていた横柄な態度から一転し、平身低頭な態度を取るようになり、調べが核心に触れた際に涙を見せたり、被害者Aの死体の写真を捜査員から見せられ、動揺を見せたりするようになった。捜査本部は、3月14日に2度目の拘置延長が認められ、翌15日から丸1日続けて取り調べができるようになったことを機に、Yの供述の矛盾点を追及、Yは「(4日夜、店に侵入してきたので刺した『泥棒』とは)Aのことだ」と認めた。その後、Sは「5日は1日中家にいた」というアリバイ主張を翻し、「2、3回街に外出した」と供述したが、外出先については「覚えていない」と主張した。
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